こんにちはスーツスタイルMARUTOMIです。
もう梅雨入りですね!
今回はジャケットの後ろにある切れ目についてのお話です。
目次
センターベント、サイドベンツってなに?
センターベント、サイドベンツ、ノーベントとスーツを選ぶときに聞いたことはありますでしょうか?
はじめてスーツを着る人が後ろに×のしつけ糸を付けたままにしてることがよくある、あの切れ目です。
(しつけ糸は出荷する際などに形が崩れないために付けているので着用する際は切ってくださいね!)
主にベントと呼びます。
センターは1本なのでベント、サイドは2本あり複数なので複数形のベンツになります。
それぞれの由来と役割
センターベントは別名 馬乗り とも呼ばれていて、
元々馬に乗る人が着やすいようにと作られました。
サイドベンツは別名 剣吊り と呼ばれていて、
騎士が剣を抜きやすくするために両脇に切り込みを入れたのが始まりです。
他の機能面では座りやすい、動きやすいなどのメリットがあります。
格式が高いフォーマルシーンではベントがないスーツを着用します。
馬に乗ったり剣を抜く必要がないからです。
センターベントとサイドベンツどちらを選べばいい?
好みで選んで頂いて構いません。
個人的にはスーツを着用している時の動きを見ると、
センターベントはカッチリ!
サイドベンツはドレッシー!
という印象がありますね。
自分の歩き方や動き方で選んでみるのもいいかもしれません。
ちなみに私はサイドベンツ派です!
まとめ
・主にセンターベントとサイドベンツ、ノーベントの3種類
・1本だとベント2本だとベンツ
・センターベントは別名馬乗りで馬に乗る人に向けて作られた。
サイドベンツは剣を抜く人に向けて作られた。
・現在ではどちらを選んでも問題なく、着用した時の雰囲気で選ぶのが良し
おすすめセンターベントのスーツ
おすすめサイドベンツのスーツ
以上!頑張って梅雨を乗り切っていきましょう!